利用規約の補足説明

2024-04-24

性的な内容について

原則は、性的な内容、および性的訴求を意図した内容を投稿することが禁止されています。

これは適用範囲が広いため注意が必要です。

まず、種別を問わず性的なコンテンツを投稿することが禁止されていますから、画像, 動画, ゲーム, 文章, 音声その全てが対象です。 これは、法的に規制されるようなものかどうか、あるいはヌードやポルノかどうかということではなく、コンテンツが性的要素である場合に禁止対象になっているため、例えば猥談であってもそれが性的訴求を意図したコンテンツである場合は規制されます。

ただし、重要なのは「性的な内容は禁止」ではなく「性的なコンテンツの禁止」であることです。 よって、普通の猥談やシモネタ、あるいはR18作品への言及はそれ自体がコンテンツではないため禁止されません。 (ただし、その場合でも投稿はpublicでなく、CWになっている必要があります。)

これについての運用はコミュニティガイドラインによって解説されています。

特にリンクの掲載が「コンテンツの紹介」とみなされることに注意してください。

また、対象が直接の性的コンテンツでなくとも、性的コンテンツへの誘導を担う場合(例えば、アダルトゲームの全年齢版など)も対象であることに注意してください。

著作権

著作権に関する規定は、法的な著作権侵害を禁止したものではなく、著作権に対する疑義を解消する責任を負うことを定めているものです。

例えば、Aさんの投稿が著作権侵害であることをBさんが指摘した場合、著作権を侵害していないことをAさんが明らかにする責任があるということであり、またそのような指摘を受けないよう予め提示することを努力義務としています。

この後、Aさんが自身が著作権者である旨回答したものの、Bさんが納得しなかった場合はどうなるのかというと、宇宙庭園としてはAさんは規約で定められた義務を果たしており、規約違反にはなりません。 その先は、BさんがAさんが自身が著作権を保持すると主張するコンテンツの著作権者であった場合は、法的な争議の話となり、宇宙庭園の利用規約とは別の話となります。

規約上望ましい明示の仕方としては例えば次のようなものがあります。

John Doeさんが自分自身が著作権を保持しているものを投稿した場合、規約上明示する義務はありませんが、明示されるほうが望ましいです。

©John Doe

©2024 John Doe

©で示すのは著作者ではなく著作権者であるということに注意してください。 この表示では著作者が誰なのかについては一切言及していません。

自身が著作権者ではないが、利用許諾を得ている場合は次のように表示すると良いでしょう。

I have permission for use

著作権者の表示もしなければならない場合は併せましょう。

©Jane Doe, I have permission for use

宇宙庭園固有の作法として “PFU” と書かれている場合、利用許諾を得ているという表示として扱います。宇宙庭園の規約への適合が目的である場合は、これでも構いません。

PFU
PFU / ©Jane Doe

著作権が自身にあり、著作者は別にいることを表示したい場合も要領は同じです。 依頼で制作してもらった場合なども、トラブルを避けるため明示することを推奨します。

©Jone Doe / Author: Jane Doe
©Jone Doe (Author: Jane Doe)

フリーアイコンのようなfree to useなリソースである場合、その利用を許諾する説明のあるリンクを添えてください。

https://example.com/freeicon/tos.html

CC-BYのように利用にあたり著作権者/著作者の表示が必要である場合は、併せてそれを満たすようにしてください。

引用に関しては、引用要件を満たしている場合、特に追加で表示する必要はありません。

(詩歌に関しては抜粋でも作品とみなされるために引用とはならないことには特に注意してください)

公開範囲(可視性)について

可視性は次のようなものがあります。

localは性質が異なるため除外すると、可視性は public > unlisted > follower > direct と考えられます。 利用規約における可視性の制限は、この順序に従います。

つまり、「follower以下のみ可」としている場合、followerまたはdirectとして投稿することがOKという意味になります。

これとは別にpublic/privateという区別がありますが、この区別は利用規約では用いません。 唯一、private投稿に機密性がないことが示されていますが、これはこれらを区別してのことではなく、「privateを含む全ての投稿は」という意味です。

可視性の制限は、2024/04時点ではすべて「public不可」です。

「public不可」という制限があるものは、フォロワー、つまりあなたがどのような人物かを知っていて、あなたの投稿を見たいと思っている人に向かって投稿することは構わないけれど、不特定多数に向かって発信してはいけない、という制限です。

このため利用規約上の制限として、localはpublicと同じ扱いになります。